最高!!!
宮崎あおいだけで正規料金を払う価値はある!
なんなんだあのかわいさはー。
足ほそっ。んで姿勢が超きれい。
おまけにめちゃ演技うまい。
ナナを見つめる温かい視線がすごいよ。
宮崎あおい以外は大したことなかった。
メインはキャストの問題(原作付きの映画では仕方ないかな)。それと演出の問題。
そもそも脇役の人選どーなのよ。
・蓮を演じたのが松田龍平...(笑)
いや、映画化の情報を知ったときに「松田?うわぜってーこの映画失敗」とわかってたんだけどさ。宮崎あおいの写真みてついつい。松田龍平の演技って初めて見たんだけど、おもったより上手くない。うーん。演技の前にまずショートヘアーが似合ってない。そして直に革ジャン着るシーンでのあの腹は何だ!!腹筋鍛えろよ!すげー色気ある人なんだから仕事選ぼうよ。
・レイラ(笑)
唄うまいけどなんかあまりの見事な歌いっぷりが逆にウケる。IWGPのマルチ商法のボスを彷彿させるな。「面舵いっぱーい!」
・シン(笑)
画面に出てきた瞬間に館内で失笑が...明らかに違う。絶対違う。
でも脇役の中で一番演技まともだったかも。
・浮気相手
めっちゃロリ声。やっぱロリじゃなきゃな。あははー。巨乳顔なのに違った。いいよー。
ほとんどの役者が演技下手。
若い役者が多いから演技の拙さがどーしてもでちゃう。んで原作では決まってた言葉もリアルで発語されるといやでも浮いちゃう。この二つが合わさって正直つらかった。
若手に関しては、朝の連ドラやIWGPのように脇を演技うまい奴で固めるって手があるよね。
でもこの映画には大人はほとんど出てこないんだよ...
せめて浅野忠信らへんとかさ、ちょっと年いってる人でごまかせなかったのかなあ。
言葉に関してはもうちっと気を使ってくれよ。
・ディカプリオの「ロミオアンドジュリエット」のようにセリフと絵が生む違和感を敢えて使う
・小説を原作とした時と同じようにセリフをいじる
とか色々あるだろー。
小説の場合は文語体と口語体がそもそも違うから脚本家も気を使うんだろうけど、
(会話文がそのまま映画にできるような小説はほぼ中学生レベル)
原作がマンガの場合はなんか適当だな。
演出編
原作あるんだからシナリオは切って張るくらいしかできない。セリフもそのまま。
だったら演出がんばるしかないだろ!!
漫画読んだ人は話の内容知ってるから演出気合入れなきゃ退屈なんだよ!!
ショージと浮気娘。のベッドシーンが全てを象徴してる。
・ショージと浮気っ子が向かい合ってる。
・ショージ、浮気っ子の肩を抱きキス。
・倒れこむ二人。
・そのまま画面から消える。
・画面暗転。
何十年前だっつの。
そのへんのTVドラマの方がまだ演出がんばってるよ。
こんなのによく製作委員会とゆー名の企業達は金つっこんだな。(投資としては大正解なんだろうが)
二秒くらいよろしいシーンもあった。
エレベーターからナナを引っ張り出すシーン。そこはかとなく暴力の匂いがあったなあ。
あのまま長くナナのマジ抵抗とかみたかった。
観客の皮膚にちょっとでもいいから刺激をくれよう。
演奏シーンもお遊戯会のようだったし。
ナナの独白は勘弁してよ。
マンガとゆージャンルでは多視点の語りは当然になってるけど、映画内でハチの独白はめっちゃ強調されてるものだから、中途半端なナナ視点が入るとすっきりしない。
ナナは回想
ハチは独白
で統一しようよー。
映画ならではのおもしろさはなかったかなー。
だから話知ってるとちょっと退屈。
でも館内の中学生たちがウハウハ言いながら観てたからおもしろいのかも。
おっさんにはわかんねー。
寝よ